2025年3月「国立市に必要な市民活動支援とはなにか」(国立市まちの振興課、国立市社会福祉協議会共催)

2025年3月1日(土)13時半~15時 @KFまちかどホール
参加者:26名
講師:田中えり子(くにたち地域コラボ代表 編集ライター)
隈井裕之(くにたち地域コラボ事務局長 ICTコンサルタント)
概要:まずは代表により、市民活動支援の20年間の歩みを振り返りつつ、行政との協働の模索が続く現状が報告された。NPOが集う場所として、国立市により2004年に富士見台団地の商店街の一角に設置された「くにたちNPO活動支援室」。その運営を「くにたち地域コラボ」が引継ぎ、中間支援組織として新たなスタートを切ったのは2013年。
当初より行政からの事業委託費が少ないまま(多摩26都市の中でも最低レベル)ではあったが、この10年、力をいれてきたのは広報を通して地域に知られること、会員を増やし、相談や団体同士をつないで地域の課題解決を目指すこと…。その結果、2022~2023年度には国立市内のNPO法人など市民活動団体調査を行い、93団体の報告書を取りまとめることもできている。
続けて事務局長より、市民活動に関する「キーワードとその多義性」「支援形態の典型事例」「市政世論調査の結果と会場参加者の意識とのギャップ」等について示されたのち、参加者による意見交換が行われた。参加者の多くは防災から居場所活動まで、さまざまな分野の地域活動の担い手でもあり、お互いを知る貴重な交流会ともなった。


くにたち地域コラボについて
地域のNPOや市民活動をサポートする国立市の中間支援組織です。
富士見台商店街の一角にあるスペース「プラムジャム」を運営し、情報発信や各種相談、学習・研修会、交流・連携などを企画・実施、地域の活性化に努めています。
会員登録をすることで、プラムジャムの利用や協働・交流事業の企画などに参加できます。会員募集中!